手足の関節が痛い・腫れる

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こんな症状があったら要注意

次のような症状が見られる場合、リウマチ性疾患などの可能性がありますので、注意が必要です。

  • 手首や指、足首や足の指の関節が痛み、腫れている
  • 朝起きた時や長時間同じ姿勢でいた後に、手足の関節がカチカチに固まり、動かしづらくなる
  • 手足の関節の痛みや腫れが、左右に現れる
  • これらの症状が2週間以上続いている
  • 疲れやすさ、体のだるさ、微熱などの全身的な症状がある

 

これらの症状が見られる場合には、お早めに当院へご相談ください。

原因となる病気

原因となる病気

複数の関節に痛みや腫れがあるなど、上記の症状が見られる場合、関節リウマチ、リウマチ性多発筋痛症、RS3PE症候群、反応性関節炎、膠原病、痛風、偽痛風、変形性関節症などの可能性があります。

関節リウマチ

関節リウマチは、免疫系が自分の関節を攻撃する自己免疫疾患です。手首や指、足首や足の指などの関節に痛みや腫れ、こわばりが生じます。特に朝に症状が強くなり、左右対称に現れることが多いです。放置すると骨や関節が壊れていくため、早期診断・早期治療が重要です。

リウマチ性多発筋痛症

リウマチ性多発筋痛症は、主に高齢者に見られる炎症性疾患で、首や肩、腰、臀部などに突然強い痛みとこわばりを引き起こします。特に肩や股関節などの大きな関節やその周囲に症状が現れることが特徴的です。症状は左右対称であることが多く、全身のだるさや微熱を伴うこともあります。

RS3PE症候群

RS3PE症候群は、高齢者に多く見られ、手や足の関節に左右対称の痛みと腫れ、さらに手足の背面にむくみが現れます。この浮腫は、指で押すと凹むのが特徴です。

反応性関節炎

反応性関節炎は、感染症(例:腸や泌尿器系の感染症、あるいはCOVID-19など)に続いて発症する関節炎です。関節の痛みや腫れが見られますが、左右対称とは限りません。

乾癬性関節炎

乾癬の方に起こる関節炎で、関節リウマチと類似の症状が見られることがありますが、特徴的な皮膚症状である鱗状の赤い発疹を伴います。関節の腫れや痛みが生じますが、初期段階では必ずしも左右対称には現れません。

膠原病

膠原病とは、免疫系が体のさまざまな部分を攻撃する自己免疫疾患などの複数の病気の総称です。膠原病に含まれる多くの病気が関節痛の原因となりますが、全身性エリテマトーデス、シェーグレン症候群、全身性強皮症などが代表的です。関節痛に加え、疲れやすさ、皮膚の症状などの全身症状も見られることが多いです。

痛風

痛風は、血液中の尿酸が結晶化し、関節に沈着することで発症します。特に足の親指の関節に激しい痛みと腫れを引き起こしますが、他の関節にも影響を及ぼすことがあります。

偽痛風

偽痛風は、ピロリン酸カルシウムの結晶が関節内に沈着することで発症する関節炎です。膝や手首の関節に痛みや腫れが生じることが多く、しばしば突然発症します。

変形性関節症

変形性関節症は、関節の軟骨が摩耗し、痛みやこわばり、腫れを引き起こす慢性の関節疾患です。特に膝や股関節、手指の関節に影響が出やすく、進行すると関節が変形します。

お悩みの方はまず受診を

大田区大森中・梅屋敷・蒲田のフォレスト内科リウマチ科クリニックでは、関節リウマチなどのリウマチ性疾患や、膠原病などの専門的な知見と技術を持った院長が診療いたします。
手足の関節の痛みや腫れにお悩みの方は、お気軽に当院へご相談ください。

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