朝、手がこわばる

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こんな症状があったら要注意

朝起きたときに、手や指が動かしにくい、硬くなっていると感じることはありませんか?
次のような症状があれば、早めに当院へご相談ください。

  • 手や指を曲げたり伸ばしたりするのが難しい
  • 手全体が重く感じ、力が入りにくい
  • ペットボトルのフタが開けにくい、ドアノブを回しにくい、雑巾をしぼりにくい
  • 指の関節が硬く、力を入れないと手が握れない
  • 指を開こうとしても、ゆっくりしか開けない
  • 指の関節がゴワゴワして、スムーズに動かせない
  • 指がカクカクする、指の関節が引っかかる感じがする

 

これらの症状は、リウマチなどの病気のサインかもしれません。早めの診断・治療が大切ですので、気になる症状があればお知らせください。

原因となる病気

原因となる病気

朝に手のこわばりの症状が現れる方は、関節リウマチ、変形性関節症、乾癬性関節炎、全身性エリテマトーデス(SLE)、全身性強皮症、混合性結合組織病、シェーグレン症候群などの可能性があります。

関節リウマチ

関節リウマチは、関節に炎症が起こることで、手や指が動かしにくくなる疾患です。特に朝のこわばりが顕著で、手や指が固まったように感じることが多いです。また、関節リウマチに関連する腱鞘炎が指の動きを制限し、力が入りにくい、指がスムーズに動かせないといった症状を引き起こすこともあります。放置すると、骨や関節が壊れていくため、早期診断・早期治療が重要です。

変形性関節症

変形性関節症は、関節の軟骨が摩耗することで、手や指の関節が硬くなり、動かしにくくなる疾患です。進行すると、指の関節がカクカクと引っかかるような動きになり、これによって力が入りにくくなることもあります。特に高齢者に多く見られ、日常生活に支障をきたすことがあります。

全身性エリテマトーデス

全身性エリテマトーデスは、膠原病の一つであり、関節痛やこわばりを引き起こします。特に手指に症状が現れることが多いですが、関節リウマチほど痛みが強くない場合もあります。また、この病気では関節リウマチとは異なり、骨破壊を伴うことはありません。全身症状の前兆である可能性もあり、早期の診断と適切な治療が重要です。

シェーグレン症候群

シェーグレン症候群は、主に涙腺や唾液腺などに炎症を起こす自己免疫疾患ですが、関節にも症状をもたらします。手や指が動かしにくくなるほか、力が入りにくいといった症状が現れることがあります。乾燥症状に加えて関節症状など様々な全身症状が現れることがあるため、患者様のご病状にあわせた治療が必要です。

全身性強皮症

全身性強皮症は、皮膚や内臓が硬化することで、手や指の関節が硬くなり、動かしにくさを引き起こす疾患です。手や指のこわばりや固まった感覚が生じ、力が入りにくくなることがあります。レイノー症状も高頻度で見られ、寒冷刺激などで指先の色が白や青、赤に変化します。手指だけでなく、間質性肺炎や肺高血圧症など生命にかかわる合併症が隠れている可能性があり、適切な診断が必要です。

腱鞘炎

腱鞘炎は、手や指の腱を包む鞘が炎症を起こす疾患です。この炎症により、指がカクカクと引っかかるように動かしにくくなるばね指が発生することがあります。関節リウマチに関連する腱鞘炎もよく見られ、これが指のこわばりや力の入りにくさを引き起こすことがあります。特に、A1プーリーという靭帯性腱鞘の狭窄性腱鞘炎が原因で指が引っかかる症状が出ることがあります。

末梢神経障害

末梢神経障害は、手や指の感覚や運動機能に影響を及ぼし、動かしにくさや力が入りにくさを引き起こす疾患です。これにより、手袋をはめているような感覚がすることもあります。糖尿病、外傷、圧迫などが末梢神経障害の原因となる場合があり、状態の変化に気を配ることが求められます。

お悩みの方はまず受診を

大田区大森中・梅屋敷・蒲田のフォレスト内科リウマチ科クリニックでは、関節リウマチなどのリウマチ性疾患や、膠原病などの診療経験が豊富な院長が診療いたします。
朝の手のこわばりがある方は、お気軽に当院までご相談ください。

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